2022_富士山頂往復マラニック②(富士登山)

さて、雨具を着て富士登山を開始したのが1:30でトランジションは約10分。

 

富士宮ルートでの登山を開始する。50km走ってきた疲労感から脚に力が入らず、フラフラしながら登っていく。ゴツゴツした溶岩の道は非常に登りにくくてストレスになる。ロードでは多くのランナーを抜いてきたのに、次々に抜かれていく。登りが苦手なのもあるし、事前に富士登山できなかったのもあるかも。

標高が上がるとともに空気が薄くなりペースが落ちてくる。トイレに入ろうと思ったけど、まだ鍵が掛かっていて利用できない。

 

7合目を過ぎると冷えてきて、長袖Tシャツを着る。徐々に明るくなってきて、真っ赤な朝焼けが見えてきた。ご来光にはちょっと間に合いそうにない。

 

 

後ろを振り返ると影富士が見えていたが、写真撮る余裕無し。

8合目でさらに冷え込んでくる。ウルトラライトダウンを着て、お腹の冷えも気になってきたので雨具の下も着る。これでフル装備装着。

 

ここで石井さんに合う。自分より一時間も遅く五合目に着いたのにもう追い抜かれてしまった。お鉢巡りをして宝永山も登るとのこと。

 

そして、ようやく山頂に到着。時間は6時ちょうど。山登りに4時間半掛かった。

 

 

すると、鳥居の前にヒゲさんがいた。

「もうここまできたら完走大丈夫でしょ?」と言われ「いやいやまだまだ」と返す。

 

山頂出迎え隊いないかな~と探したけど、どうやらいない様子。

気温が上がってきたので、ここで、雨具や防寒具を脱ぐ。

剣が峰の最高峰まで登り、モニュメントにタッチだけして、すぐにガレた斜面を下降。

 

 

御殿場ルートから下山。岩だらけの斜面を気持ちよく駆け降りる。

八合目を過ぎ、砂走館、わらじ館でオレンジジュースを購入して、分岐を右に行くと砂走へ。

 

砂斜面をズボズボ走りながら下降。絶対間違えちゃいけない富士宮ルートへの分岐を右へ。

宝永山が「どう登ってみない?」と語りかけてくる。

一瞬考えたが、無視して右へ。今回は完走が目的なので無理はしない。

 

さらに砂は深くなり、砂やら小さい岩石がゴロゴロしている斜面を降りていく。

富士宮の六合目に行く道を少し間違えて降りてしまうが、すぐに気が付いて戻り、富士宮ルートに戻る。

ようやく五合目まで下山。時間は8時30分。登山に要した時間は7時間。意外と時間を使ってしまった!

 

そこで、登山装備を脱いでいる石井さんにまた会う。お鉢巡りも宝永山も登り、私よりも同じ時間に下山。山登りがメッチャ速い!

 

日差しが強くなってきた。

スポドリを購入して、トイレを済まし、日焼け止めを塗り直し、靴の砂を出して、ブッフェを食べて、下山開始。トランジションは約10分。

 

残り約50km。現在8時40分だ。残り時間は7時間40分。

灼熱のロードを考えると微妙な残り時間だ。

とにかく富士スカイラインの下りを爆走して、前半に距離を稼ぐしかない!

 

続く