2021年 小江戸大江戸200k

初めてマラソンレースに出たのは2010年秋。小江戸川越ハーフマラソンでした。

これが私のマラソン人生のスタートでした。

完走した後はフラフラ。足を引きずって帰宅したのでした。

そして、フルマラソン、トレイルラン、トライアスロンをしたり、ウルトラマラソンもやって徐々に距離の長いレースを走り、遂にラスボスとも言える大会に挑戦する時がやってきました。

 

その名は小江戸大江戸200K」。また小江戸川越の地に帰って来ました。

 

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通称「通し」と言うカテゴリーで出場するのですが、ざっくり言うと、川越から荒川沿いを走り寄居を経由して帰ってくる「小江戸90K」。そして、川越から254号を南下し新宿・新国立競技場・六本木・東京タワー・東京駅・築地・浅草寺・東大赤門を経由し荒川沿いを走り川越に戻ってくる「大江戸115K」。

その両方を「通し」で走る合わせて200K超えの超ウルトラマラソンです。

まさに「武蔵野丘陵」と「大都会 東京」と言うアウトドアフィールドを、脚と身体で感じる壮大なウルトラマラソン!そう言うとロマンを感じますね(笑)

 

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2月末開催が緊急事態宣言によって3月末に延期となってしまったけど、私は週末ごとに区間を分けて試走を行いルートを確認。多少、足の怪我はあったが、装備リストやタイムテーブルも作成して、少なくとも準備だけは万全でレースを迎えることができた。

オーバーナイトランも昨年の奥武蔵秩父ジャーニーラン146Kで経験済み。あとは自分の気力・体力がどこまで持つのか?!

そして、3/27(土)の早朝。桜満開の川越 蓮馨寺のスタートに立った。

 

私と同じく200Kを走るのは、しもべーさん・キヨさん・トラ・イシイさん・亀さん。

それから通称「おかわり」(川越に戻ってから、コースを秋ヶ瀬まで逆走して、また川越に戻ってくる+30Kのおかわりラン)に出る超人たち、梅さん・アカネコさん。今回は私を除き超人的な実績を持つヘン〇イ揃い踏みとなった。

スタート前はマスクをしながらしばし談笑。久々の心地よい緊張感。

08:00ジャスト、ウェーブスタートで蓮馨寺を出発。小江戸区間のスタートです。

 

まずは小江戸な街並を走り、伊佐沼を過ぎて左折、圏央道をくぐり、平成の森公園を過ぎ、荒川沿いに出て、さくら堤公園を通過。桜が本当にきれいだった。

桜並木の中で結婚式の記念写真を撮影していた新婚さん、花嫁さんは満開の桜に似合ってとてもきれいだった。汗だくのランナーが前を通ってすいません。

 

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10:28に吉見エイドに到着。ここで21.2km。

エイド待ちの長い行列に並んだ後、クリームパンを食べて出発。しもべーさん、イシイさんに会う。

 

女性ランナーに話し掛けられ、しばらく一緒に進む。信越五岳100マイルを完走したり、さいたま国際フルを3:30で走ったり、かなりの強者だった。話していると疲れを感じず、すぐに玉作水門を通過していく。

12:02に手島エイド着。ここで32.7km。お稲荷さんを二個食べる。

 

しもべーさんと合流して、その後また100マイラーの女性と合って一緒に進む。

鹿島古墳群を過ぎたところで、脹脛のストレッチをしている亀さんを発見。腸脛靭帯を痛めたらしく辛そう。次の浄恩寺でリタイヤすると言ってて、えええ!とビックリ!

それから、北浦和在住のランナーと少し会話。見沼代用水沿いを浦和から利根川まで50kmを走ったらしい。自分と同じことを考える人がいるんだなあ・・・と嬉しくなった。このレースはヘ〇タイたちの総合百貨店だ。

 

重忠橋を渡り左手を見ると、何度か見た派手なオレンジ色の四駆が!

ファミリーマートに着くと、ナオさんとモモ・ユミ夫妻が待っていてくれた。遠い所まで応援に来てくれてとても嬉しい、励まされて、ホッとして元気が出た。ここで45km。

コンビニでとろろ蕎麦を購入して胃に流し込む。

 

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そこから街道沿いを進み、関越花園ICの脇を通り、玉淀大橋を渡りその先の脇道に入る。

15:02に浄恩寺エイド。ここで51.8km。コーラが旨い。

さっきとろろ蕎麦を食べてしまったので、サンドイッチは食べずに進む。

気温が上がってきて首回りが凄く熱くなっているのを感じる。喉が渇きバテてきた。

 

マイラー女性・しもべーさん・キヨさんと一緒に走る。

ジャーニーランでも走った道をしばらく進み、ホンダを越え、いくつかのアップダウンを越え、小川町のミニストップで小休止。ガリガリ君を食べる。暑くて非常に辛い。スポドリは甘すぎて飲む気にならないが、冷たいお茶はすごく美味しい。

脱水気味で頭痛が治らないのでバファリンを飲む。

 

徐々に日が暮れてきて、気温が下がって身体が楽になって来た。ヘッドランプを点ける。この辺から先は試走をしていないので未知の区間だ。上唐子北交差点を右折。

18:13に唐子エイド到着。ここで72km。

楽しみにしていたうどんは順番待ちだったが、しばらく待って、食べたらメッチャ元気が出た。濃い目の味付けが嬉しい。夕闇迫るエイドで隣に座っていたランナーと美味しいですねーと和やかに話す。

 

すっかり暗くなり、また4人で進む。関越を越え、道迷い頻発の下青鳥北交差点を右折。しもべーさんがいなかったら確実に直進してたわ・・・(汗)

そしてまた254に復帰。川越まで真っすぐだ。

コロナ禍でもいくつか私設エイドを出してくれる人たちがいて、本当にありがたい。

コーラをいただいたり、塩飴をいただいて元気をもらった。

 

1km/10分ペースのさりー式パワーウォークで進む、しもべーさんとキヨさんに何とか付いていく。私は会話を楽しむ余裕もない。さらに眠気が何度も襲ってきて、首を振ったり顔を叩いてこらえる。

圏央道川島ICを越え、山田交差点を過ぎ、小江戸の風流な街並に帰って少しホッとする。

21:30 ようやく蓮馨寺着。小江戸区間完走90km。

 

講堂に入って自分の荷物を開ける。ザックに雨具を入れて、Tシャツを替えた後、2階のトイレに行く。階段の下りで左膝がめっちゃ痛い。

ベンチで少し談笑しながらベビースターラーメンを食べる。なんとかまだ行けそうだ。行ける所まで行こう!しかしここから大江戸115kを走るってどんだけ地獄なんだ?!

22:08 蓮馨寺を出発。ここから大江戸区間だ。

 

寒さを感じてウィンブレをザックの上から羽織る。少し走ると左膝が痛くてペースが上がらない。ヤバい、3人に付いていけない!

多分、私に気を遣ってくれて、しばらくまた歩き。そろそろ走らないと時間がまずいよね・・・となって皆走り始めるが、うわっ、やっぱり付いていけない。膝が痛い。

3人の後ろ姿にエールを送り、自分の出来るペースで進むことにする。

 

今まで経験した事のない腸脛靭帯の痛み。体力はまだ残っているが、少し歩き、走り始めるとまた膝に痛みが走る。

徐々に心拍数が下がり、同時に気温も下がり、身体が冷えてきた。気温10度のはずだが、寒くて長袖シャツを一枚追加。すっかり冷えてしまったみたいで、お腹がゴロゴロ言っている。こっちもかなりヤバい。

今思えばストッパを飲めば良かったが、ボーっとして頭が働かない。

 

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23:30 ふじみ野付近。やっと100km通過をガーミンが教えてくれた。

成願寺のエイドまでここから28kmで、関門が5:40か・・・。

膝の痛みも耐え難いが、お腹のゴロゴロも限界。

もはや、完全に心が折れた私・・・。

 

新座駅武蔵野線の終電で家に帰ろうか・・・と思ったが、とても終電時間には辿り着けない。悶々としながら歩いていると、まだゆっくりながら力強い足取りで私を抜いていくランナーが・・・。

まだまだ遠いぞ、成願寺。間に合うのだろうか。仮に間に合っても、まだまだ先は長いのに・・・。

埼玉県民の私としては、もう都内の成願寺まで行くモチベーションを完全に失い、すぐにタクシーを拾って新座駅まで行って、武蔵野線の終電で帰ろうとも思った。

しかし、少しでも強いランナーで終わりたかった私は、新座駅までは自分の足で歩こうと思った。

 

01:23 誰もいない新座駅着。109km。

ゴールは遠く、まだここから約100km。

私は新座駅のタクシー乗場で手を挙げて、一台だけ停まっていたタクシーに乗り、自宅の住所を告げた。

私の「小江戸大江戸200K」はここで残念ながら敗北となった。

 

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翌日の午後、意外と復活して川越蓮馨寺へスタスタ歩いて荷物を取りに行ってきた。

次々にゴールする「通し」のランナーやUターンをして秋ヶ瀬に向かう「おかわり」の人たち。すごいなあ。

覚悟を決めてもっと行けたんじゃないか、もっと練習しておくべきだったとか、悔しい気持ちと情けない気持ちがふつふつとこみ上げてくる。通しの壁は自分が想像していた以上に分厚かった。一年間また精進して、作戦を練り直して、来年ここでまた挑戦しようと思った。

 

今回、一緒に走ったしもべーさん、キヨさん、そしてアカネコさんまでもまさかのリタイヤ。今年の小江戸大江戸は始まって以来の低完走率だったそうだが・・・安定のトラさんは完走し、おかわりの梅さん、今年は通しの鉄人イシイさんが同時ゴール。

途中まで一緒だったマイラーの女性は最後ペースを上げて、制限時間よりずっと早く完走していた。すごい!!!

 

11年前。初めてマラソンレースに出ようと川越に来た時はただの運動不足解消が目的だった。そして、 50歳を過ぎて、200Kを超えるマラソンに挑戦してる自分の姿は想像もできなかった。

細くて長く長く続く道を、ずいぶんと遠くまで来てしまったなあ~と思った。

今日は少し躓いてしまったけれど、この道はまだまだ続いているらしい。

まずは一年後の川越までかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年 ランニング&山遊び アーカイブ

もう2月末ではありますが、激動だった一年間を記録しておきたいと思います。

昨年2月の東京マラソン中止から、大きくマラソンを取り巻く環境が変わり、自分のマラソンとの付き合い方や考え方も変わりました。

以前の様に戻れるのか分かりませんが、ターニングポイントとなった一年になるのだと思います。ウイルスのパンデミックがもたらしたのは、人と人との繋がりに楔を打ち込まれたことだと思います。マラソンは自分自身に向き合う要素が強いスポーツですが、大会は多くの人の献身的な繋がりが無いと成立しないことに、改めて気付かされました。

一方、私の山遊びは社会から離れて、自然に逃避する部分が多く、比較的ウイルスとは遠いアクティビティです。原発事故での山菜、きのこ、釣りへの計り知れない影響に比べれば、まだ影響が少ないと言えますかね。

 

以下、オレンジ文字=山遊び 青文字=ランニング

 

<1月>

●土砂降り隊 新年会@イトー家

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den「俺こんなデケーの釣っちまってよー。」

●見沼代用水 西縁・東縁を完全走破。

行田市利根大堰から足立区の見沼代親水公園まで総延長70km以上、それから、西縁と東縁も含めて隅々まで全走破。

●第68回 勝田全国マラソン フル完走

盛大に開催された勝田マラソン。このシーズン、つくば・さいたま・勝田の3戦フルマラソンでPBは出なかったけど、これが最後の大型マラソンだったと思うと非常に思い出深いです。おっT仲間とタイ料理店?で飲んだのも懐かしい。

もうフルのPB出ないだろうなあ。

 

<2月>

東京マラソン中止発表(私は安定の落選でしたが)

2月中旬。第14回 東京マラソン 一般の部が中止。エリート限定の開催。ここから雪崩の様にほとんどの大型マラソンイベントが中止。エントリーしていた野辺山ウルトラ100KもFTR50Kも中止(涙)

今年の10月に延期し、東京マラソンは通常開催される予定だが、レジェンドろっしさん完走→胴上げ→打上げができるのだろうか?!

小江戸大江戸マラソン 大江戸ナイトラン117K完走

直前まで開催かどうか微妙でしたが、なんとか開催してくれました。本当に感謝。しかし、これを最後に、小規模大会も含め、マラソン大会が全国的に全て中止になる。

とにかく、まあ長かったけど、仲間と走って、荒川の土手で猛烈な突風の洗礼も受けたけど、楽しかった大江戸ナイトランでした。多くの施設エイドも身に沁みました。

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<3月>

●ナイキ ズームペガサス ターボ2を購入。

上野のジュエンで購入後、おっT仲間との飲み会(ろっしさん残念会)に参加。

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●UTMF中止記者会見(自分は出れないけど)

ももさん、さりーパパと上野の料理屋で飲みながらUTMF中止を確認し、2人は残念会となる。この日を最後にしばらく外飲みが出来なくなる。あの店、また行きたいなあ。

●見沼花見ラン単独開催

集団マラニックまでも開催できず・・・

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<4月>

●緊急事態宣言

4月7日、遂に7都道府県に緊急事態宣言。その後全国へ広まる。

在宅勤務が徐々に増えて、とうとう強制的な在宅勤務体制となりました。ランニングしかやることないわw

月間200kいくことなんてほぼ無かったのに、TATTAのおかげで200kオーバーが当たり前になってしまいました。

●おっT仲間と初ZOOM飲み

これから定期開催となる。

 

<5月>

●土砂降り隊とZOOM飲み

ミキさんが風呂内から全裸で参加w

●見沼でホタルラン

往復24K 見沼大里ホタルの里まで 蛙の大合唱を聞きながら夜ランをして、ホタルを鑑賞。暗闇の中、一人静かに感動。

 

<6月>

●ワラーチデビュー

梅雨でも自作のワラーチラン。野辺山購入TシャツとSalomonパルスベルトで大雨でも昼休みランが可能となる。自分の足がエジプト型と知る。

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●長男と越生ラン

高校一年陸上部の長男は、走り始めてすぐに足が痛いと言い出し、9Kで終了。この根性無し!物足りないお父さんは帰宅後に23K走。

 

<7月>

南アルプス釣行

コバさん、師範と久々に会う。お互いマスクをして車に乗り、一泊二日で南アルプスへ。コバさんのエクストレイルで長い道を進んで、大滝の前まで下りてテント泊。

初日はルアー、二日目はフライ。あまり釣れず。老眼が進行して、アイにティペットが通らない(涙)。夜はメスティンで串揚げ。

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<8月>

妙高釣行

コバさん、師範と次は妙高へ一泊二日の釣行。初日は林道をしばらく歩き、沢を遡行して久々に沢沿いでの野営を楽しむ。今回もメスティンで串揚げ。釣果はイマイチ。翌日は下山して隣の沢へ入ったがあまり釣れず。ミズナコブを採って帰宅。しかし百均の老眼鏡は神レベル。

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●赤城の森 トレイルラン 30K完走

久々の大会。キヨさんナオさん、もも夫妻と久々に会う。感染防止対策を取って開催した初の大会。トレイルを走るのは気持ち良いし、やっぱり大会は楽しい!と実感。下り番長との称号をいただく。

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●足尾追悼釣行

土砂降り隊長と二人で追悼釣行。ずっと誘われていた足尾の渓で野営。土砂降り隊長から譲り受けたabelのフライリールで良型の真っ黒な居着き岩魚を釣るが、直後にSONYの一眼α57が沈(涙)。夜はやっぱり超土砂降り!自分のメスティン串揚げはもはや職人の域w

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<9月>

●大学オンライン授業準備で忙しく、特にイベントなし

 

<10月>

●山形まるごとマラソンON LINE ハーフマラソン完走

TATTAオンラインマラソンでハーフ完走。1:50すら切れず。後日、芋煮セットが届く。山形牛が旨かった。

●舞茸採り

コバさん、師範と今年も富山で舞茸採り。しかし、まさかの不作。雑キノコすら採れず(涙)購入したミラーレス一眼 SONY α6400持参。

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「幹には真新しいクマの足跡が・・・」

●第2回 錦秋の森 奥武蔵/秩父ジャーニーラン 146K完走

過去最長距離146Kを25:07:46で完走。

おっT仲間たちと大江戸を思い出す、楽しくも、長い一昼夜を超えるジャーニーラン。応援もありがたかった。レースは夜間の冷えと日中の暑さに苦しむ。110Kあたりでなぜか復活。30Kほどを軽快に走ったが、ラストはやっぱり潰れた。

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<11月>

●ナイキ ズームペガサス37購入。

ナイキのクッショニングは素晴らしい。ランニングのデフォルトとなる。

●湯俣へ野湯掘り

師範と一泊二日で湯俣へ。水量が少なく渡渉は問題なし。夜は物凄い土砂降り。結局、足湯だけで帰る。師範のおでん&おでんチューは美味しかったけど、翌朝作った私のうどんは大失敗。

新しいザック mont-bell アルパインザック50を投入。肩は非常に楽だが、荷が重すぎのため腰骨の負担が大きかった。

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<12月>

●見沼女体神社で走り納め

愛する見沼を沢山走ることができた一年でした。

以上で2020年のランニング&山遊びは終了!

 

<まとめ>

●年間走行距離2,563km(ぶっちぎり自己新記録)

●出走マラソン大会

・勝田全国マラソン(フル)

・大江戸ナイトラン(117K)

・赤城の森トレイルラン(30K)

・奥武蔵/秩父ジャーニーラン(146K)

●山遊び

南アルプス釣行(一泊二日)

妙高釣行(一泊二日)

・足尾釣行(一泊二日)

・富山 舞茸採り(日帰り)

・湯俣 野湯掘り(一泊二日)

 

お付き合いしてくれたラン友、釣り仲間、ありがとうございました。

こうやって振り返ると、一年で大きな心境や考え方の変化、自分の周りを取り巻く環境の変化を感じます。

とは言え、過去を憂うことなく、今は今で良いことも沢山あって、それはそれで受け入れつつ、今年も来年もずっと変わらず、ランニングと山遊びを楽しんで行きたいですね。

 

 

 

野営+トレイルラン その②

さて、前回からの続きです。

 

ザックを沢にデポし、一日山を走り回り、ようやく帰還。
テン場到着は既に16:00。登山道の崩落が想像以上で時間が掛かってしまいました。

 

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この時間、こんな所まで登ってくる人はいないだろう。これから静かな山を満喫する時間です。
テントを設営し、スリーピングマットに座り、ダウンジャケットを着て、まずは乾杯!
疲労で動く気力が無くなり、ウトウトしていたら寒くて目が覚めた。日暮れが迫り、気温が下がってきました。


テントの中で完全防寒装備に変身です。メリノウール上下、そしてダウン上下を着てミシュラン状態。その上にゴアテックスのシェルを着れば風が吹いても大丈夫だし、焚火の火の粉が飛んでも一瞬で払えば大丈夫w

 

▼ふ~!発泡酒で乾杯!

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朝、薪を集めていたので、火熾しの準備は万全。杉の枯葉と枯枝はヤニを含んでいるので簡単に火が付き、盛大に炎が上がる。焚火宴会の始まりです。

日も暮れて誰もいない山の中。宴会客は私一人です。

 

▼まずはビリー缶を焚火にくべて炊飯

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今日の鍋は坦々ゴマ鍋。具材は家でカットしてきたので、ガスストーブで煮込むだけなのだが、ガス缶が低温度対応じゃなかったので、全然火力が上がらない・・・

結局、鍋料理も焚火調理でグツグツ。

 

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発泡酒を3缶飲み干し、次は焼酎のお湯割りを注文。お湯も焚火で沸かします。

そして、チタンのマグに持ってきた梅干を投入!

 

ツマミはエイヒレ&小アジの干物を焚火で焼きます。

たまに焼きすぎてハフハフしながら食べる。

 

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持ってきた酒は軽量化のために全て摂取しなければいけません!
時々、満天の夜空を見上げながら、ヘロヘロになっても、全部飲み干します。

 

時間は20時。それでも当店は営業を続けます。焼酎が尽きるまで・・・

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そして、翌朝・・・

 

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まだ暗い早朝4:00、顔面が寒すぎて目が覚める。ウールのビーニーを被っていても、モンベル#1シュラフから出ている部位はメチャ寒い。
早朝に撤収するつもりが、シュラフに頭まで潜り込み、二度寝してしまった。

 

▼昨夜、汲んでおいた水に、もう1cm以上の氷が張っている!

 あまりの寒さに指がシワシワで老人みたい。

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再度、焚火を熾し、昨夜の坦々鍋に中華麺・卵・ネギを投入し、焚火にくべる。

朝食は担々麺です。

 

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食後はナガイモ珈琲を淹れて、まったり。

珈琲を飲んでいる間、ずっと鹿の鳴き声が山に響いていました。

 

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さて、一晩を過ごした沢に別れを告げ、ザックをまた前後に背負い、林道を下ります。
途中、雉が横切ったり、シジュウカラのさえずりを聞いたり、ジョウビタキが羽ばたくのを眺めつつ、5kmほどをユルラン。


1時間ほどで、車止めのゲートに到着。

 

さて、今回の新企画「野営+トレイルラン」。

私の大好きな山遊びを同時にできて大満足でした。
良いトレーニングにもなったし、野営も宴会も食事も含めて、静かな山を満喫できました。

 

さて、お父さんは、家族が待つ我家に帰るよ~ん。


イカーのロックを解除しようとドアノブに触れる。
シーン・・・・


あれ、おかしいな。もう一度、ドアノブをしっかりと握る。
シーン・・・・

 

 

あわわ、まずい!完全にバッテリーが上がっている!!!

 

なんてオチだ~!どーする俺?まさか、もう一泊か?

 

 

 


しばらく動揺していたら、偶然にも漁協のおじさんが通りかかりヘルプ!
バッテリーをブースター接続させていただいて、エンジンを掛ける事ができました。

 

 

※室内灯の点けっぱなしには気を付けましょう。

 

 

 

おしまい。

野営+トレイルラン その①

今年になって初めての山遊びです。

以前からやってみたかった、「野営+トレイルラン」をしてきました。

(やっていることが少々グレーなので、地名は控えます。)

 

分かりやすく言うと、自撮りしたこの写真。前後にザックを背負った怪しい登山者ですw

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前のザック ・・・ トレラン用ザック(2kgくらい)

後ろのザック ・・・ 野営装備が入った大型ザック(15kgくらいかな)

私の大好きなランニングと野営を合体してみました!

 

  • 車止めゲートから、この怪しい格好でしばらく登山道を走ります。(幸い誰にも会いませんでした)
  • そして、沢に降りて湧水のあるテン場適地にて、大型ザックをデポ。
  • トレラン用ザックを背負い、終日山を走り、夕方にテン場に戻る。
  • 人知れず、そっと静かに野営をする。

以上が今回の計画です。

 

静かな山を楽しみたいので、釣り人や登山者が少ない厳冬期で、かつ残雪が無いエリアを選択。

夜は相当冷え込むので、防寒具を十分に装備して、焚火と酒と温かい料理で、寒いながらも豊かな山遊びをしようと言う考えです。

ついでに最近買い込んだ色々なフィールドギアを確認してきました。

 

 ▼誰もいない静かな登山道をひたひた走ります。吐く息が白い。

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▼昨年買った大型ザック(mont-bell アルパインパック50 + 別売トップリッド)。

 息子が小さい頃に使っていたザックを子亀の様に付けています。これは酒類専用ですw 

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▼つい先日購入したトレランザック(salomon ADV SKIN 12)

 来月に延期になった小江戸大江戸200K(200km超えのウルトラマラソン)で実戦投入をするので、使い勝手を検証中です。

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 さて、大型ザックを木陰にデポ。9:30トレイルラン開始です。

現在位置の標高が530m、まずは1293mの山頂を目指します。コースタイムで3:30程度のルートです。

登山道はかなり荒れており、所々、ルートが不明瞭です。地理院地図と地図アプリGeographicaでルートを確認しながら赤テープを頼りに進みます。

 

 ▼道が非常に不明瞭。鹿の足跡しか痕跡がない。

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そして、中間地点の峠を越えて、そこから、しばらく下りを快調に進む事20分、ふとGPSを確認したら大幅に現在地がずれている事が発覚!しまった!痛恨のルートミスです。気合で同じ20分掛けて元の峠に登り返しましたが、40分のロスと大きな体力の消耗。イタタ!

 

▼こんな坂道を気持ちよく下った後、ルートミスに気付く。

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中間地点の峠から再スタート。そこからは予定していたルートを走り、TOTAL約3時間で山頂着。ルートタイムよりずっと早く着きました。

綺麗な避難小屋があるので、そこでランチタイムにします。

 

今回のランチはカップラーメン(カレー味)とおにぎりとランナーらしくない食事w

カップラーメンのお湯は、ビール缶で自作したアルコールストーブで沸かします。軽い・故障しない・静かと、ファストトレッキングには最適なギアです。こんなにコンパクトになります。。

 

▼アルコールストーブ・ゴトク・ライター・箸・燃料用アルコール50ml

 これで約260g。あとはカップラーメンと水300mlほどあればOK。

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▼ゴトクは風防も兼ねてます。消火用のフタもあります。

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▼そして、カップラーメン完成

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食後はすぐに避難小屋を出て、稜線を縦走。

 

▼雪化粧の富士山がきれい

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▼こんな痩せ尾根を走るのも緊張感があって心地良い。

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1時間ほど走り、大きな峠の分岐に到着します。

このまま下れば2時間ほどでザックをデポしたテン場に戻ります。しかし、登山道脇にある看板を見るとルートが廃止になっているでは無いか!山塊全体がここ数年の大雨で荒れておりかなり道が崩落している模様です。

しかし、元のルートを戻るのも大幅な時間が掛かるので、自己責任で廃ルートを進みます。

 

途中、完全に崩落したガレをトラバースしたり、急斜面を立木に掴まりながら降りたり、ほとんど沢登りの高巻きと変わらない箇所もあり、チェーンスパイクを二回使いました。

▼崩落して道が消失。滑ると止まらない危険なトラバース。

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▼チェーンスパイクを装着。これで安心。

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▼微妙な橋。最後で崩れないか非常に不安。慎重に慎重に渡りました。

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 ▼最後はこんな切れ落ちた場所。チェーンスパイク持ってきて良かった。

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1時間ほどで整備された登山道に辿り着きます。

そこから30分ほど砂利の登山道を走り、テン場に帰還しました。

平均気温は3.3℃、距離にして約17km、高度上昇1,248m、時間は5時間半。登山者には3人しか会いませんでした。

 

 ▼右にピュッと伸びたルートミスが痛い!

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長くなったので、次に続きます。

 

珈琲は最高!

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珈琲って本当に素晴らしいと思う。昔から大好きです!

なぜ、そう思うかと言うと、こんな感じ。

 

①当たり前だけど、美味しい!

②珈琲にまつわる背景やデザインが素敵!

③コミュニケーションツールとしての効能が素晴らしい!

 

①当たり前だけど、美味しい

 

これは言わずもがな。たぶんカフェイン中毒

近所のロースター(自家焙煎店)で豆を買い始めたのが約20年前で、珈琲ってこんなに美味しいんだ!!!って衝撃を受けました。さらに、中南米・アジア・アフリカとそれぞれの地域や銘柄によって味が違って、自分の好きな珈琲を探し求める旅が始まりましたw

焙煎鮮度が高い、つまり焙煎して時間があまり経っていない豆って、味に透明感があって、後味もスッキリ、適度にまろやかだったり、酸味があったりして、本当に美味しい。

 

鮮度を求めると、いつしか、家庭で焙煎できる器具を購入して、ネットで生豆を買って、自家焙煎するようになり・・・我家の換気扇からは時々、香ばし~い香りが近所へ拡散しています。

生豆を手に取ってしげしげと眺めると、その珈琲の素性がよ~く分かります。大きさにばらつきがあったり、すごく丁寧に精製されていたり、小さな異物が入っていると遠く離れた珈琲農園の光景が目に浮かんで、じわ~っとしてしまいますw

 

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<我家の自家焙煎キット。ガスコンロの上でビンゴゲームをするようにガラガラ回しています。>

 

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<キロ単位でまとめ買い。5kgくらいまとめて買います>

 

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 <お湯を淹れるとぶわーっと膨らむ焙煎鮮度の高い豆>

 

 

②珈琲にまつわる背景やデザインが素敵

 

 エチオピアの奥地にて、山羊飼いが疲れ果てて偶然口にした赤い実。不思議と疲れが取れて元気になったのが、珈琲の始まりと言われています。まさにカフェイン効果!

珈琲の産地はコーヒーベルトと言われる赤道から北緯・南緯25度線以内で、かつ一定の降水量と標高が必要とされます。遠く離れた熱帯地域の港から、はるばる船に揺られ、珈琲豆は日本にやってきます。

そんな珈琲の歴史や道のりを知るだけでワクワクしてしまいます。

 

 また、珈琲は世界中に広がる文化でもあります。

珈琲を飲んでホッとするひと時、珈琲ショップで眺める雑貨の数々。いずれも珈琲を通した時間が本当に幸福感を感じるひと時。

機能だけじゃなくて、心癒してくれるアートやデザインの数々、また珈琲と一緒に食べるスイーツや料理も大好きです。

こってりしたチーズケーキ、クロワッサンに合わせたり、味の濃いナポリタンやカレーの後に飲む珈琲・・・至福の極みですね。よだれ出そうw

 

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<レーズンサンドやブッセとの相性も良いと思う>

 

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<ポップコーンも同じ焙煎器で作れます>

 

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<焼酎に4日ほど浸けると・・・珈琲味の飲み口の良い焼酎になりますw>

 

 

③コミュニケーションツールとしての効能が素晴らしい

 

珈琲は人と人を結びつけるマグネットでもあります。

家庭で珈琲を入れて、妻と様々な話をするひと時。

また、会社のリフレッシュスペースで、ゴリゴリ豆を挽いて珈琲を淹れていると、色々な人が話しかけてきます。

珈琲を通じて様々な人と親しくなれるのもまた、珈琲の魅力です。

 

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<会社でフレンチプレス。プレスと同じボダム製の専用砂時計で4分待ちます>

 

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<妻はカフェオレ好きです。砂糖は入れず、シナモン・カルダモンなどを入れます>

 

 

さらに自家焙煎をするようになると、お世話になった人へプレゼントすることもできるのです。これが手作り感もあって、良いプレゼントになるんですよね。

焙煎鮮度の高い豆は本当に美味しい、と言うことを知らない人はまだまだいっぱいいて、私の焙煎は特別な方法では無いけれど、今まで、美味しかったと多くの人が喜んでくれました。

 

さて、珈琲豆をプレゼントするときは、ジップロックを二重にして差し上げていたのですが、それだけだと味気ないなあ~と思っていて、オリジナルデザインのラベルをデザインしたいなあと思っていました。

 

という事でデザインしたラベルがこちら。

 

 

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今後、珈琲をプレゼンとする時はこのラベルを貼って差し上げようと思っていますw

 

 

 

珈琲は最高!

 

この3ヵ月の自粛生活で変わったこと

新型コロナの感染流行で、医療関係の方々は本当に厳しい日々だと思うし、ご家族も本当に心配だと思う。感謝と敬意の気持ちを持つと同時に、こういう危機に対して、最前線で守ってくれるのは医療関係者なんだと改めて思った。

 

そして自分たちは、強制的な自粛生活で自分も思っていなかった変化が起きて、本当に驚いて、そして変わったことがたくさんあった。

 

①自宅内オフィス環境の充実

②家庭生活のゆとりを見直した

③働き方に対する意識改革が進んだ。

④これからの自分の仕事について非常に悩んだ

 

①自宅内オフィス環境の充実

個室のワークスペースリビング脇のワークスペースと、二ヵ所をオフィス化した。

デスク、チェア、大型モニター、キーボードも購入。うちは夫婦でリモート化したので、二ヵ所のオフィスが必要だったのです。

今までは、当たり前のように、満員電車で会社に行って、活動的に仕事をして、充実しているような気がしてたけど、な~んだ、そこまでやってた意味が本当にあったの?

通勤が無くて、朝はストレスフリーで仕事を始められて、打合せも必要ならオンラインでできるし、メールやチャットで進捗は可視化されてるし、プロジェクトは遅延無く進んでいる。

現物が見れないとか、ちょっとしたことを同僚に聞きにくいとか、多少の問題はあったが、集中してまとめる仕事などは、オフィスよりずーっと集中してはかどった。

感染が落ち着いても、毎日会社に行かなくてもいいんじゃないかと思うし、満員電車は正直もう乗りたくないなあと思っています。

 

②家庭生活のゆとりを見直した

今までは、遅くまで仕事して、帰って食事してすぐもう深夜。週末は外出ばかりしてたし、食事も外食が多かった。

それが一転、仕事が終わってもまだ外は明るいし、スーパーに買い出しにも行ける。週末は慌てることもなく家を片付けたり、庭いじりをしたり、家族とテレビ見たり、ゆっくりと過ごす時間が非常に増えた。

今までは、何も用事なく家にいることは少し勿体ない気がしていたけど、実はこんな豊かな時間だったのか!と改めて驚いた。

あとは、二時間の昼休みを取って、ジョギングをすることが、意外と心を豊かにしてくれることを知ったのも嬉しかった。

 

③働き方に対する意識改革が進んだ

今まで、それなりに自分の意志で仕事をしていたつもりだけど、案外、周囲の評価を色々と気にしていて、全てに70点の仕事をしていたような気がした。

一人で集中して仕事をすると、自分のやるべき所はよりしっかりとやるし、必要性の薄い所は周囲と共有しながら、状況に応じて対応する仕事のやり方になった。

会社から見えない場所で仕事をしている訳だから、見えるのは成果だけ。

さすが、あいつだな!と言われる成果は何だろう?と改めて考えるきっかけになった。

フリーランスの人からすると当たり前なのかな?

 

④これからの自分の仕事について非常に悩んだ

今まで長きにわたってデザインの仕事をしてきたけれど、その大きなテーマは人が集まる場所を、より活気があったり、快適だったりするデザインだった。それが3密と言う言葉で全否定されてしまった。

自分はこれから何を指標にしてデザインをして、学生にデザインを教えることができるのだろう。悩んで悩んで調べて考えて、なんとなく答えは見えてきていた。

そして、海外のデザインサイトを見たら、早くも新しい生活様式に向けて、様々なデザイン提案があったりして、前向きなデザイナーの仕事に驚くと同時に、凄く勇気をもらうことができた。

 

デザインは未来を創れるのだ。

 

この緊急事態に、自分の仕事は意味があるのだろうか、色々と悩んだけど、デザインによって明るい未来を切り開いていけると思うし、学生にもそのことを伝えていけると、改めて自分の仕事に自信を持つことができたのでした。

 

 

湯けむり野営@北アルプス 191102-03 後編

さて、後編です。

 

早朝に一度目が覚めたけど、気持ち良くて二度寝してしまった。

寒い事は寒いけど前回よりマシ。前回は周り中凍結していて、鍋がカチンコチンに固まってたが、今朝は零下まで下がらなかったようだ。

テントを出ると、師範が手ぬぐいを持って帰ってきた。ひとっ風呂浴びてきたようだ。どうやら、昨夜イマイチだった入浴場所から少し下流に、最高な入浴場所を開拓したらしい!グッジョブ!

私も手ぬぐいを持って、朝風呂を頂く事にした。

 

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噴泉丘の前を通過する。グツグツと先端から流れ出ている源泉は80度くらいだろうか。メチャメチャ熱い。それにしても奇妙な物体である。ここは地球だろうか。

そして、熱湯は台地をゆったりと流れていて、その先は川に注いでいる。

熱湯の流れを辿って歩いて行く。

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熱湯が流れついた先に最高の入浴場所があるらしい。

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ここだ!

右側からドバドバ熱湯が流れ込んでいる。

そして、左側は冷たい沢の水がサブサブ流れている。

そのちょうど中央。(赤い矢印)

石が流れをせき止めていて、その下流が巻き返しになって深くなっており、そこだけ40℃くらいの適温になっている。

早速、パパパッと服を脱いで全裸になる。

 

「パオーン!!!」

 

 

 

 

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(友人のブログから勝手に借用)

 

 

 

ドボンとそこにしゃがむと、ちょうど首まで浸かる水深で、水温はベスト!

右に寄るとアチチチ!!!

左に寄るとツメテー!!!

真ん中だけが最高に気持ち良い温度。

 

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首までお湯に浸かって下流を向いた景色。冷たい風が頬を撫でる。

最高のビュー。ずっとここにいたい幸福感。

 

大自然の中、全裸になって最高の野湯を満喫。ムフフ。

 

すっかり身体も温まったので、服を着て、お湯の流れを辿ってテン場に戻る。

すると、朝食担当の師範が持ってきたサバを焚火で焼いていた。

 

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サバ塩焼き定食。ご飯はシメジの炊込みご飯。

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温泉たまごのつもりが放置しすぎて固ゆで卵になっちゃった。

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そして、牛肉の赤身を焚火で焼く。数日前からハーブに漬けこんでおいたのだ。

赤ワインがまだ沢山残っていたのでちょうど良かった。

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すっかりお腹が満たされる。

そして、持ってきた酒の量が多すぎたが、軽量化のために全て飲み干す。

のんびりし過ぎて、もうすぐ昼だ。このままだと高瀬ダムのタクシー時間に間に合わないので、急いでテントや野営道具を片付ける。

二日間開業した温泉旅館もここで営業終了。

 

行きよりは少しは軽くなったザックを背負って、川を少し下り、腰までの深さをスクラム渡渉。吊り橋を渡り、登山道を早足で帰る。

振り返ると、槍ヶ岳の北鎌尾根が見えた。「孤高の人加藤文太郎が遭難した尾根。

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ひたすら歩いて、だんだん暗くなり、寒くなってきた。

急がないと16時の最終タクシーに間に合わない!

南北に長い高瀬ダムの南まで来たが、タクシーは北側でまだ遠い。あ~もうタクシーは間に合わないなあと思った時、師範がボソッとつぶやく。

 

「あ、熊。」

 

50m程先、黒い物が道を横切って行った。

この瞬間、もう急ぐ気力が無くなり、ゆっくり歩く事にする。ザックが肩に食い込んで、痛くてたまらない。

辺りは真っ暗になり、ヘッドライトを点けてトンネルを通過。やはりタクシーはもういない。ガックリ。あと1時間の歩きだ。

暗い中に光る物が二つ・・・カモシカがじっとこちらを見ていた。

そして、もううんざりする程歩いて、歩いて、やっと七倉ダムに到着したのでした。

 

おしまい

 

PS : 全裸になって入浴した野湯ですが、どうやら竹村新道から下る登山者から丸見えの場所だったそうです。パオーン!